カナダグースは、購入後何年持つかが気になる人も多いことでしょう。

実は、カナダグース、きれいなまま着られる寿命は、平均的に「3～5年」と言われています。理由は、ダウンジャケットは保管方法が難しいことと、経年劣化は防ぐことができないことから。
人気モデルのメンズジャスパーだと15万円するジャケットブランド、一生ものとして購入された方にとっては、寿命が予想より短いと感じられる人もいるかもしれません。

一時期流行し、今でも冬のファッションアイテムとして定番人気のカナダ生まれのダウンジャケットブランド「カナダグース」。保温性に富み、冬でも温かい、寒い地域でも薄着でいられると、芸能人やタレントからも人気のダウンジャケットです。しかし、使用中の衣服の擦れなどで部分的に白くなることもあります。また、保管方法に気をつけないと1年～2年の短期間でも着用できなくなる危険性さえあるのです。

雪山や雨に濡れたダウンジャケットは、放置しておくとカビが発生します。そのため、オフシーズンにはドライクリーニングに出さなくてはいけないのです。

実際、見た目が汚れていないからと、放置する人もいますが、カビや変色の原因となります。シーズンオフになったら、必ずクリーニングした方がいいと専門家としては考えます。

カナダグースは高い商品ですので、1年でも長く着たいはずです。こまめにクリーニングに出してください。

ドライクリーニングと一般のクリーニングの違いは、ドライクリーニングは水の代わりに有機溶剤を使うところなのですが、カナダグースはドライクリーニングを推奨されていて、家での洗濯機を使ったホームクリーニングも難しいです。
洗濯機のドライクリーニングコースを選んだとしても羽毛が偏ったりするため干すのにも苦労し、陰干し必須、洗ってもシミやにおいが気になる失敗例もあり、かなりのリスクがあります。

ドライクリーニングのクリーニング代金を払うなら、有名店で依頼すると、送料や手数料もかかってしまうため相場として1万円前後はかかります。

一般的なダウンジャケットと比較すると、カナダグースのダウンジャケットのクリーニング費用は高いです。

しかし、このメンテナンス費用は、ある意味、必要経費と思っていただいた方がいいかもしれません。定期的にクリーニングしないと、すぐにカビや白化でダメになってしまうからです。クリーニング店は、シーズン中、最低1回は必須、ダウンジャケットに臭いや汚れがついた場合はシーズン中に2回のクリーニングをおすすめしています。あえてクリーニングに出さないまま汚れを楽しむ、汚れたら新しいダウンジャケットを買い替える場合を除いて、毎年のメンテナンスが必要なのです。

安いクリーニング店に出すと失敗するケースもありますから、カナダグースはカナダグース専門のクリーニング店を選んだ方が、少しでも長く着用することができます。

面倒かもしれませんが、カナダグースのダウンジャケットを購入したら定期的にクリーニングに出しましょう。

もし、何度もクリーニングに出すのが面倒と言うなら、連続着用だけはやめてください。週に2日くらいハンガーに吊るしてお休みさせてあげるだけでも、カナダグースはより長くご愛用頂けます。